西 東 京 稲 門 会

西東京稲門会の「設立20周年記念誌」(120ページ)が刊行されました!

記念誌は本来なら昨年刊行される予定でしたが、コロナによる緊急事態宣言の発令、大学からも活動休止の呼びかけがあり、刊行が1年、遅れました。その分、内容がコトコトと煮詰まって、おいしくなったと思ってください。

「ブルーの空と大隈講堂」の表紙は、藪野名誉教授の好意で載せることができました。決まったときは編集員たちで思わず歓声をあげたものです。

イントロの「イベント・アルバム」では3月の講演会から、昨秋の演奏会、それにこの数年来の新年会や総会、市民祭り、観桜会等々を写真でご紹介。会員たちの楽しそうな笑顔が並びます。きっとさまざまなことを思い出される方も多いでしょう。

それに総長や市長などの「お祝いの言葉」。総長はコロナのために校友から送られた寄付金や支援金の謝辞を熱く述べています。

続いて第1部は「西東京稲門会20年史」の年表。西東京稲門会と並列して、早稲田大学や西東京市、世界・日本の出来事が載っています。時代は平成から令和へと移りました。3人の歴代市長によるコメントも感慨深いものがあります。

第2部の「地域貢献ともう一つの貢献活動」では「稲門寺子屋西東京」や「いなほ会」「ワセ女会」などの歩みとともに、西東京稲門会の内部のボランティア活動をご紹介し、会報やHPや名簿の作成、それにポストマンやNKK活動に言及。ポストマンは近隣地域の稲門会も羨む当会の名システム。


第3部では活発に活動する18の「同好会」のご紹介。「ワセスポ」「ゴルフ」「テニス」「オペラ」「散策」「カラオケ」「陶芸」「美術」「観劇」「俳句」「太極拳」「釣り」など多岐にわたる活動には、改めてビックリ。

第4部は40ページにわたる52編の「会員エッセイ集」。冒頭の「早稲田大学と私」ではそれぞれが大学や仲間への想いを語り感動的。「西東京稲門会の日々」では稲門会と会員の絆が感じられ、「趣味・今の生活」ではそれぞれの生活が見えて面白い。「海外旅行」ではキルギスとアイスランドが、「思い出アラカルト」では黒澤明が登場し、と、ますます多彩に。「社会的活動・仕事の想い出」は会員たちがどんな仕事をしていたか興味深いし、「オピニオン・学び」も思いがけない視点や学びを知ることができます。最後の「未来へ」は環境問題や、今日の貧困問題も語られ、視野がパ〜ッと未来へ開かれます。というわけで、会員たちの多士済々ぶりがうかがえる、魅力的なエッセイ集になっています。

 記念誌は6月19日の総会の日に来場した会員に渡し、25日にはポストマンたちが総会に来なかった会員たちへの配布作業を行いました。すでに会員全員が手にされていることでしょう。まだ目を通されていない方は、ぜひ、読んでください。記念誌は市販などされず、今後は新入会員に渡される予定です。身近に卒業生でまだ入会されていない方がおられたら、これを機に入会されるようにお声掛けしていただけると幸いです。




なお記念誌への感想などありましたら、こちらへ⇒ kinenshi20nen@gmail.com

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